ベランダでピーマンとメロンを育て始めて約20日が経ちました。
前知識も無く始めた家庭菜園ですが、覚えることが多くその奥深さを痛感しています。
今回の記事では、支柱の型について書きます。
ピーマンの苗は「V字仕立て」、メロンの苗は「行灯(あんどん)仕立て」の誘引を試みるため支柱の型を自己流で変えてみました。
ピーマンは「V字仕立て」に誘引
ピーマンの苗は2週間で5cmほど育ち順調に成長していたので、支柱の形を改良してあげられないものかと考えていたところ、家庭菜園の師匠(お義父さん)より「V字仕立てにせよ」と助言を受けたので早速トライしました。
左の写真が以前の型、右の写真が改良後の型です。
支柱に使っているのはホームセンターで数百円で手に入るステンレス棒で、師匠が別のプランターに使っていたものを譲り受けました。
メロンは「行灯(あんどん)仕立て」に誘引
メロンの苗の絵袋に「育て方のポイント」が書いてあったのを植え付け時に見落としておりましたが、そこに植え付け後は主ヅルを1ヶ月かけてらせん状に誘引し「行灯仕立て」にすることと書いてありました。
市販のリング支柱を買うことが手っ取り早いとは思いましたが、私のもう1人の家庭菜園の師匠(実父)より「わざわざ買うな、これを使え」と竹棒を譲り受けましたので、その竹棒でそれらしき型を作ってみました。
左の写真が以前の型、右の写真が改良後の型です。
竹棒もステンレス棒と同じくホームセンターで数百円で変えます。師匠(実父)は約2mの竹棒を何本も購入し、使いやすい長さに切って何十本もストックしています。
まずはこの型で10日程度様子を見てみようと思います。
「行灯(あんどん)仕立て」とは
そもそも「行灯仕立て」とは何ぞや?という疑問が湧きましたが、落ち着いて考えればわかります。
小学生の頃に育てた朝顔、あれぞまさしく「行灯仕立て」です。
ツル性植物のツルがリング支柱をつたい天に向かって螺旋状にぐるぐるっと巻き上がっていく様子は、朝顔を思い出せばすぐに「あれね!」とイメージできます。
もう言わずもがなですが、長方形の形をした昔ながらの照明器具「行灯」のような形に仕立てあげることが「行灯仕立て」です。
雨避けのためにプランターを移動
メロンは日当たりが良く雨の当たらない場所に置いた方が良いと前述の「育て方のポイント」に書いてありましたので、今更ながら場所を軒下に変えました。「ごめんよ~」と謝りながら。
麻紐を使い「8の字」に結ぶ
誘引のために苗を支柱に結びつけるには、麻紐(あさひも)を使い「8の字」に結び付けるのがポイントです。
麻紐は土に還るそうなので、外れることがあっても紐がプランターの土中で自然分解します。
「8の字」に結ぶことにより、紐が支柱からずれ落ちることを防ぎ、かつ茎が太くなった時に備え余裕を持たせることができるそうです。
じっくり育てていく楽しみ
覚えることも工夫すべきことも沢山あるベランダ菜園ですが、やはり苗が少しずつ育っていく様子を見るのは楽しく、難しくてもやりがいを感じます。
当たり前ですがピーマンはピーマンの育て方、メロンはメロンの育て方があり、相手によって対応方法を変えないといけないところが人間の教育にも通ずる部分だなぁ~と思います。
ケアする時間を毎日作れるのか?ということが家庭菜園を始める前に不安だったことですが、やはり自然と気になってしまうもので今のところ観察を忘れたりすることはありません。(実は3月の沖縄は雨ばかりだったので、植え付けからの20日間、1度もジョウロで水やりをしていません。)
我が家のベランダに仲間入りしたプランターがありますので、次のダイヤリーではそのことについて書きます。