「うちなー島の“じょーとーむん”が大集合!離島フェア2019」へ行ってきました

「うちなー島の“じょーとーむん”が大集合!離島フェア2019」

沖縄の本島に住んでいても離島の特産品はなかなか手に入るものではありません。

そんな離島の美味しいものが大集結している「離島フェア」へ家族総出で行ってきました。

「離島フェア」パンフレットの表紙は、渡嘉敷村在住の小学生の描いた絵で「離島絵画コンクール」最優秀賞に輝いた作品です。とても目を引く素晴らしい絵だと思います。

スクラッチ技法が懐かしい・・・子どもの頃を思い出します。青い絵の具で海を描くのではなく、黒地で海の中にいる生物をカラフルに描いている点が実は斬新だと思います。

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“じょーとーむん(良いもの)”が集まる「離島フェア」とは?

2019年度「離島フェア」の開催概要は以下の通りです。

  • 開催日時:2019年11月15日(金)・16日(土)・17日(日)AM10:00〜PM7:00
  • 開催場所:沖縄セルラーパーク那覇
  • 主催:離島フェア開催実行委員会(18離島市町村・沖縄県・沖縄県離島振興協議会)
  • 内容:特産品展示即売会、離島食堂・居酒屋、伝統芸能・島唄&島踊りステージなど

他にも様々なプログラムで構成されていて、なんと婚活パーティーもあるそうです。プログラムの詳細は「離島フェア」公式サイトをご参照ください。

特設ステージで行われるアトラクションは、屋外の飲食スペースのどこにいても聴くことができました。

1989年に第1回「離島フェア」が開催されて以降、産業まつりと並ぶほど多くの県民が楽しみにしているイベントに育っているそうです。今年は31回目の開催になります。

「特産品展示即売会」ではどんなものが手に入る?

「離島フェア」の目玉は何と言っても「特産品展示即売会」で、それぞれが誇る特産品が手に入ります。

18の離島市町村から集まった企業ブースの数は133個です。沖縄県や協賛企業等の分も含めるとブース総数は139個にのぼります。気になった特産品はその場で試食できるので、会場内を1周した頃にはもうお腹いっぱいです。

出展者一覧については公式ページをご参照ください。

会場はこのようにブースがひしめき合っています。各企業ののぼりが立ち並んでいて華やかですね。ブースの数も来場者の数も多く、大勢の人でごった返している印象です。

優良特産品

今年の優良特産品に選ばれた品をチェック。今年は「沖縄・石垣島パイナップルケーキ」「粟国島もちきび生麺」「イエラムサンタマリアスプリム」が優良特産品の優秀賞に選ばれたようです。

また「石垣島の香り」「まぐろジャーキー入りおかず味噌」「請福 IMUGE.(イムゲー)」が優良特産品の特別賞に選ばれたようです。全て気になる品ですね。

一部のブースを紹介

南大東村の「マグロジャーキー」と「サワラジャーキー」

味クーターで美味しいです。

南大東島の「大東ようかん」

あずき、えんどう、黒糖味がありました。

南大東島のタマヌオイル

「テリハボク」という木から採れるオイルだそうです。筆者は知らなかったのですが、ここ数年「タマヌオイル」は皮膚トラブルのあれこれに効く万能薬として話題になっているそうです。沖縄発のタマヌオイルということで、かなり気になる存在です。クリームを試しましたが、シークヮーサーを香り付けに添加しているようで爽やかで良かったです。

うるま市の「うるまジェラート」

うるま市海中道路近くにある「うるまジェラート」さん。写真が反射してしまい見づらいですが、こんなにたくさんの種類の県産品を使ったジェラートがあるそうです。天然素材のみを材料に使っていて、甘さ控えめ低カロリーの嬉しいスイーツです。

与那国島の泡盛「どなん花酒」

与那国島は日本最西端で国境の島です。

与那国島の「与那国クバ」

与那国に豊富にあるクバを使った民具です。

南城市久高島の「イラブーの燻製」と「イラブーパイ」

琉球王府時代は高級食品であったため政府が買い上げていたというイラブー(エラブウナギ)の燻製とパイです。イラブーの燻製は意外にも鰹節のような味がしました。

西表島のジャム

「西表島アナナス農園」のフルーツジャム(パイン、マンゴー)と「マナさんちのローゼルジャム」です。

ローゼルとはなんぞや!?と思いますよね。ハイビスカスティーの原料になる亜熱帯で育つ植物のようで、なるほど確かにローゼルジャムは酸っぱさ強めの甘酸っぱい味がしました。

伊江島のハイビスカス苗木コーナー

伊江島にはハイビスカス園があって、なんと約1000品種ものハイビスカスがビニールハウスで育てられており、かなり見応えがあります。

そのハイビスカス園からやってきたハイビスカスの苗木たちが展示されていました。色とりどりで華やかです。

他にも、紹介しきれないほどのたくさんのブースと特産品がありました!

「特産品展示即売会」での戦利品紹介

さて、ここから筆者の戦利品を紹介したいと思います。

「粟国島もちきび麺」

優良特産品の優秀賞のひとつである「粟国島もちきび麺」をまずはゲットしました。村外では通常出回ってないとのことで、「離島フェア」だからこその戦利品に満足です。

試食しましたが、モッチモチとキャッチフレーズに謳われている通りのモチモチ、そしてツルツルとした食感でした。

石垣市マーミヤかまぼこの「にんにくタラシ揚げ」

石垣市の「マーミヤかまぼこ」

写真一番左の「にんにくタラシ揚げ」を2パック、写真真ん中の「MIXタラシ揚げ」を1パック購入しました。

かまぼこはいつ食べても美味しく手軽で人気の食べ物ですが、何の気なしに試食したこの「にんにくタラシ揚げ」の美味しさときたら!ほぼ反則とも言えます(興奮)。忘れられない味になりました。

にんにくの味が効いていて、にんにくの芽のシャキっとした歯ごたえも良く、際限なく食べてしまいそうな一口かまぼこです。

伊江島の「IESODA」と「さとうきびシロップ」

伊江島タッチューふもとの売店にある「IESODA

4種類の味がありますが、さっぱりした気分になりたかったのでシークヮーサー味の「GREEN MARSU」を選びました。大宜味産のシークヮーサーを使用した塩入りソーダなのでこのネーミングです。

ユニークなのは、材料欄に「湧き水」と書いてあるところ。全てのソーダ商品に伊江島の湧き水が使用されています。

また「今日は素直にありがとうと言えそうだ(伊江ソーダ)」というかんじで言葉をかけたネーミングになっているので、「告白飲料」というコンセプトがPRしているとのこと。かわいいですね。

同じく伊江島コーナーで、伊江島産のラムと一緒に試飲したこの「さとうきびシロップ」がヒットしてしまい即購入に至りました。デザイン性のあるこの容器やラベルもたまらないです。

味は黒糖なのですが、シロップになった途端に用途が広がります。ヨーグルト、トーストなどに添えて食べられるほか、色々アレンジできそうなので今後楽しみです。

優良県産品の優秀賞に選ばれたのは同じ「イエラムサンタマリアシリーズ」の「スプリム」の方ですね。

大東そば

「特産品展示即売会」の後は、大東そば(月桃そば&じゃがいもそば)をいただきました。

最後に

紹介してきたように本当にたくさんのブースがあるので、試食してお気に入りの特産品を見つけてはいかがでしょうか!? 初めて体験する味にきっと出会えることと思います。

また幼い頃に好きだった懐かしの味、いつぞやの旅行で出会った忘れられない味を求めて訪れるのも良いと思います。

毎年10月最終週の「産業まつり」、11月中旬頃の「離島フェア」が開催されているので、来年も素敵な味探しに行きたいと思います。

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