蜜蝋(ミツロウ)ラップを作ってみました hand made beeswax wrap

先日蜜蝋(ミツロウ)ラップを購入し使い始めたのですが、あと何枚か欲しくなり手作りに挑戦してみました。

蜜蝋ラップを使い始めた時の記事です。↓

蜜蝋ラップを使ってみました
天然素材のみで作られた「aco wrap」という蜜蝋ラップを使ってみました。洗って繰り返し使える素敵なラップです。
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蜜蝋ラップを手作りしようと思った理由

蜜蝋ラップを手作りしようと思った理由は、いくつかあります。

  1. 今持っている蜜蝋ラップがLサイズなので、小さいサイズも欲しいと思ったから。
  2. 沖縄本島で取り扱っているお店をまだ知らないから。
  3. 簡単そうだと思ったから。
  4. 好きな柄の布で作りたいから。
  5. 経済的だと思ったから。

そもそも蜜蝋ラップを使ってみようと思った理由

そもそも蜜蝋ラップを使ってみようと思ったのは、「プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命」(シャンタル・プラモンドン&ジェイ・シンハ著)で、初めてその存在を知ったからです。

「プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命」シャンタル・プラモンドン&ジェイ・シンハ著
「プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命」シャンタル・プラモンドン&ジェイ・シンハ著(NHK出版)の感想。脱プラ生活素人の私が率直に感じたこと、日常に取り入れたいと思ったことなどを書いています。

蜜蝋ラップは、オーストラリアが発祥のようです。布に蜜蝋を染み込ませて食品をくるみ、洗って何度も繰り返し使うというアイディア、初めて知った時はすごい発明だと思いましたが、使い始めてみるとなんだか目からウロコのような気がしてきます。

蜜蝋ラップの作り方

蜜蝋ラップの作り方を検索すると数々のサイトにヒットしますが、私もせっかくなので書きます。

1.蜜蝋を購入する

まずは、蜜蝋を購入するところから。

首里のはちみつ屋、新垣養蜂店で蜜蝋を仕入れました。

蜜蝋は2種類あり、ひとつは粗ごしでキャンドルなどに使われるもの(1g6円)、ひとつは2度ごししたものでリップや化粧品などに使われるもの(1g12円)です。今回は食用ラップに使うので後者を購入しました。 ※種類や値段、在庫などは状況や状況に応じて変動。

このように黄金色でとても美味しそうです。(食べないですが…)

2.蜜蝋を削る

固形タイプの蜜蝋を購入した場合は、削る必要があります。

このようにスライサーで削っていきます。

粒タイプを購入するとこの作業が無くて済みますが、削るのも簡単ですぐに終わってしまう作業なので、どちらのタイプの蜜蝋から作るかはそこまで気にしなくて良いと思います。

3.布を用意する

今回は、家に元々あった古い布を使いました。ハンカチよりやや厚い程度の布です。気に入った柄のものがあったのでラッキーでした。

本当はオーガニックコットンを準備したいところでしたが、余っている布生地を使うこともReuseとなりエコなのでそうしました。古い布を使う場合は、きちんと洗った方が良いですね。

4.アイロンを使って蜜蝋を布に浸透させる

ここが実質的に「蜜蝋ラップの作り方」と言えるところですね。これまでは前準備の説明でした。

①アイロン台に置く

アイロン台の上にまずは新聞紙を敷き、その上にバスタオルを載せます。(蜜蝋が溶け出してアイロン台に染み込むのを防ぐためです。)

その上に蜜蝋を染み込ませる布を置いて蜜蝋をバラまきますが、布はクッキングシートで挟みます。蜜蝋をバラまくのは表面だけで十分です。

順序はこのようになります。

  1. アイロン台
  2. 新聞紙
  3. バスタオル
  4. クッキングシート1枚目
  5. 蜜蝋
  6. クッキングシート2枚目

ちなみに、私は蜜蝋を布にバラまいた後にホホバオイルも4プッシュくらいしてみました。ホホバオイルの投入により保湿性が高まるようです。(かなり大雑把なやり方ですが…)

なお、使用したホホバオイルは、沖縄のアロマ屋さんペタルーナで購入したこちらの商品です。

②アイロンを押し当てる

低温から中温程度に設定したアイロンを押し当てます。

すぐに蜜蝋が溶けていきます。(蜜蝋は65〜70度で溶けるようです。)

クッキングシートをペリッとはがして様子を見てみます。ムラができていたら、そこに蜜蝋をまいて同じようにアイロンを当て全体に蜜蝋が行き渡るようにします。

③布を乾燥させる→出来上がり

布を乾燥させたら出来上がりです。部屋干しして数分待つ程度で十分です。

すぐに使用開始できます。

蜜蝋の必要量は?

今回は約20cm四方の布を使いましたが、10g程度の蜜蝋で作りました。

好みによりますが、もう少しパリっと感が欲しい場合は足しても良いと思います。

ただ、1回使ってみて不満を感じたら、同じ手順を踏んで蜜蝋を足せば良いだけなので、まずは作って使用感を試してみるのも手だと思います。

今回作った蜜蝋ラップでオレンジをくるんだら

オレンジを今回の手作り蜜蝋ラップでくるんでみました。

冷蔵庫の中に入れてしばらく経つと、形に合わせてラップが固まります。

中身を取ってもこのように形状記憶しています。↓

最後に

今回の手作り蜜蝋ラップにかかった費用は、蜜蝋約10g(約120円)とホホバオイル数滴分ということになります。

これを半年間使えるとすると、かなり経済的です。

保湿性も良し、使い捨てラップの使用量を減らせる、好きな柄を楽しめる、などのメリットがあり生活にウキウキをもたらしてくれる手作り蜜蝋ラップ。オススメです!

我が家の蜜蝋ラップ 大中小

ACO WRAPさんのLサイズと合わせて、蜜蝋ラップが大中小揃いました。

容器や包むものの大きさに合わせて使い分けていこうと思います。

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