自然の甘味料として知られている「ステビア」を日常使いしたいと思い、先日我が家の家庭菜園に仲間入りしてもらいました。
我が家の家庭菜園に仲間入りしたステビア
9月13日、ステビアの苗を購入しプランターに2株植えました。
ホームセンターで1株300円強で売っていました。他の植物の苗に比べると若干高い印象でした。
下の写真は、購入及び植え付けから約3週間後の苗の様子です。植え付け時よりも10センチ程度伸びました。
開花後すぐに摘花
ステビアの花は9月~10月頃が開花のピークらしいのですが、10月4日現在まさに小さくて白い花がつき始めています。
観賞用の苗であればこのまま花をつかせておいた方が良いかもしれませんが、葉を甘味料として使用したいのであれば、葉に甘みを残させるためこの花は摘んでしまわねばなりません。
花を残しておくとそのうち結実して種が出来ますが、そこに栄養エネルギーが使われ葉っぱの生育が阻害されてしまうらしいのです。
残念ながら、このお花は摘んでしまいました。
上端から15センチ程を摘み取りました。2株でこれだけ取れました。白い花が10個以上は見えます。
下の写真は、花を摘み取った後の苗の様子です。
自然の甘味料として使えるステビア
ステビアは砂糖の300倍甘く、カロリーは100分の1程度だといわれています。
これをシロップにしてコーヒーや紅茶などに入れるのがお馴染みの使い道ですが、もちろん手作りお菓子にも使えます。
今回、ステビアシロップを使ってケーキを作ってみましたので紹介します。
マンゴーレアチーズケーキfeat.ステビアシロップ
マンゴーレアチーズケーキを作ってみました。まずはステビアシロップを作ります。
ステビアシロップ
- 摘み取ったステビアの茎、葉、花を切り刻む。(ここでは、前述した15センチ程摘み取ったもののうち2/3を使用しています。)
- お湯を注ぐ。(今回はメモリいっぱいの400㏄入れました。)
- 1~2時間程待つ。
ネットで調べるともっと丁寧な作り方が出てきますが、こんな簡単な3ステップでもひとまずOKです。2時間後、煎じたものを味見するとしっかり甘さを感じました。
マンゴーレアチーズケーキ
今回マンゴーレアチーズケーキを作ってみようと思ったのは、なんと2年前の夏に採れたマンゴーをピューレにして凍らせたものがまだ冷凍庫に残っていたからです(!)
秋めいてはきたものの、エアコンを使用しないと汗が噴き出す日もまだある沖縄で、少し季節外れのマンゴーピューレを使ったお菓子を作ってみようと思いました。(余談でした。)
マンゴーレアチーズケーキのレシピは検索すると出てくるので、ここでは割愛させていただきます。
砂糖をレシピの半分以下に抑え、その代わりにステビアシロップを「大さじ10」使いました。
食べた感想は「ちょうど良い甘さで美味しい!」です。マンゴーが本来持つ甘さも引き立っていました。
家族にも好評でしたので、作る回数を重ねて自分なりの黄金レシピを開発し、「砂糖不使用の美味しいマンゴーレアチーズケーキ」としての完成度を高めていこうと思います。
マンゴーレアチーズケーキだけではなく、他のお菓子でもステビアを是非試していこうと思っています。
葉っぱをそのまま食べても良し
ステビアの葉っぱをそのまま食べても、もちろん甘みを感じます。
ヨーグルトに入れて一緒に食べても美味しいです。
葉を乾燥させて使用することも可
前述した15センチ程度摘み取ったステビアの葉、茎、花のうち、1/3はお茶パックに入れて乾燥させています。これを長期保存しておき、使いたい時に使用するということも可能です。今回は沢山剪定したので、このように一部は保存してみることにしました。
ステビアはダイエッターの味方
繰り返しますが、ステビアは砂糖の300倍の甘さを持ちつつ、砂糖の1/100のカロリーといわれています。ダイエッターの強い味方となります。
ステビアの日常使い、おススメです。
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