環境月間だから考えてみる④ SDGs達成度ランキング(2022年 日本は19位)

2022年6月2日、「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」(SDSN)による「Sustainable Development Report」の2022年版が出ています。これは世界各国(※)のSDGs達成度を評価したもので、2022年の上位はお馴染みの北欧3か国。日本はランクを一つ下げて19位となっています。

「Sustainable Development Report」公式ウェブサイトはこちら

(※)今年は163か国中となっていて昨年より2か国少ない。

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「Sustainable Development Report2022」における上位20か国

達成度ランキング上位20か国です。昨年度順位と比較しています。上位3か国は昨年同様フィンランド、デンマーク、スウェーデンの北欧で占めています。ランキングが発表され始めた2016年以降、日本は11位から19位の間を推移しており、最も高かったのは2017年で11位、最も低かったのは今年(2022年)で19位となっています。

順位(2022年)国名昨年度順位
1(ー)フィンランド1
2(↑)デンマーク3
3(↓)スウェーデン2
4(↑)ノルウェー7
5(↑)オーストリア6
6(↓)ドイツ4
7(↑)フランス8
8(↑)スイス16
9(↑)アイルランド13
10(ー)エストニア10
11(↑)英国17
12(↑)ポーランド15
13(↓)チェコ12
14(↑)ラトビア22
15(↓)スロベニア9
16(↑)スペイン20
17(↓)オランダ11
18(↓)ベルギー5
19(↓)日本18
20(↑)ポルトガル27

参照:「Sustainable Development Report」2022

なお、韓国27位、ウクライナ37位、米国41位、ロシア45位、中国56位となっており、ランキングの下位はアフリカ諸国が多くなっています。

目標12「つくる責任つかう責任」にも「深刻な課題がある」

日本はSDGs12番目の目標「つくる責任つかう責任」において、昨年は「重要な課題がある」だったのが今年は「深刻な課題がある」に引き下げられています。「電子機器の廃棄量」や「プラスチックごみの輸出量」の項目で評価が下がっています。

昨年から引き続き「深刻な課題がある」と評価されている項目は以下の通り。

  • 目標5  ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標13 気候変動に具体的な対策を
  • 目標14 海の豊かさを守ろう
  • 目標15 陸の豊かさも守ろう
  • 目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

これに目標12「つくる責任つかう責任」が加わわり、17の目標のうち6つの目標において「深刻な課題」があるとされており、これらが日本の達成度ランキングを押し下げています。

ジェンダー、環境分野などにおける課題克服は道半ば

2015年に採択されたSDGsは2030年までに達成したいとされる目標となっていますので、期限まであと8年ということになります。1年や2年で急激に状況が変わるものではないので、世界各国が各ゴールの達成に向けてどのように取り組んでいるのか、その過程に注目していく必要があります。

日本においては以前から課題とされている女性の政治参画やカーボンニュートラル政策などがどのように進んでいくのか、ますます興味深いところです。

個人レベルでも達成度をチェック!

個人レベルでどのような取り組みができるのかについても考えてみたいと思い、「SDGs 暮らしの中の100アクション」というタイトルのマトリクス表を作ってみました。

SDGs 暮らしの中の100アクション
持続可能な社会作りのために暮らしの中でできそうな100個のアクションを挙げ、それぞれをSDGs(持続可能な開発目標)17ゴール及び169ターゲットのいずれかに当てはめたマトリクス表を作ってみました。暮らしの中のSDGs実践度の診断シート、年間アクションプランとしても使えます。

環境月間のこの機会に、個人レベルで出来そうなことについて考えてみるのも良いと思います。

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