実効為替レートを確認する方法

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実効為替レートとは

実効為替レートとは簡単に書くと各国の貿易競争力から相対的に算定された値であり、その数値の大きさによって国力が高いかを判断できます。

例えばアメリカの実効為替レート値が高くなるとドル高であるとも考えられますが、相対的に為替レートを確認するには2国間の伸び率も考慮する必要があります。

また実効為替レートに各国の物価変動(インフレ率)の影響と貿易額で調整された指数を実質実効為替レートと呼びます。

ここでは国際決済銀行(BIS)が公表しているEffective exchange rate indices(実効為替レート指数)の見方について説明します。

BIS(https://www.bis.org)のトップページからStatistics→Foreign exchange→Effective exchange rate indicesを選択します。

週更新:日々の名目実効為替レート

Effective exchange rate indices内のDaily dataの右側にあるCSV verticalを選択し、CSVファイルから確認したい国の実効為替レートを確認します。

値はどちらも同じですがCSV horizontalでは「列」が国、「行」が日付になっており、データ編集の都合上、「行」が国のCSV verticalを推奨します。

月更新:名目実効為替レートと実質実効為替レート

Monthly dataを確認するときにBroad indicesとNarrow indicesの2つが目に付くと思いますが、ここでは比較国が多いBroad indicesを選択します。

・Narrow indices:27 economies

・Broad indices:60 economies

名目実効為替レートはNominalを選択すると、表から年、4半期、月の値を確認することができます。

同様に実質実効為替レートはRealを選択すると確認できます。

名目実効為替レートと実質実効為替レートと値が異なることが分かります。

※実質実効為替レートはCPIベースでの値

日本銀行公表の実効為替レート(月次)の確認

日本銀行のHPでも名目実効為替レートと実質実効為替レートを確認することができます。

主要統計データ閲覧(http://www.stat-search.boj.or.jp/index.html

データ表の確認はマーケット関連→実行為替レートを選択します。

グラフで確認する場合にはデータ表の下にある統計別検索→マーケット関連→実行為替レートを選択します。

まとめ

実効為替レートは国力の強弱を確認すること以外にも、前年、前月の為替レート(ドル円やユーロドル等)と毎月更新されている実質実効為替レートを比較して現在の値が割安なのか割高なのかを判断する方法もあります。

例として前年比較で以下条件の時には、100×(1.1/0.9)=約122円の円安を目標値として見ることもできます。

・前年のドル円が100円、前年の実質為替レートがアメリカ110、日本80

・今年の実質為替レートが121、日本72

ただし取引の際には複合的にエビデンスを揃えてからエントリーすることが大事になりますので、あくまでも目安としての扱いになります。

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