2019年のふるさと納税で長野県佐久市に寄付したのですが、その返礼品がとても魅力的でした。
「ねば塾」のみつろうラップとちゃんからさん化粧石鹸のセットです。
寄付を決めた時からこの返礼品が届くのを心待ちにしていたのですが、いざ届いた時は体温が0.5度ほど上がったような気がしたほどウキウキしました。デザインが可愛すぎてしばらく見つめていたほどです。
長野県佐久市の誇る石鹸屋「ねば塾」
まず長野県の誇る無添加石鹸の製作所である「ねば塾」について紹介します。
粉石鹸・固形石鹸・台所用石鹸・化粧石鹸・シャンプー・リンス・みつろうラップなどの製作、販売を行っている「ねば塾」は、1978年に創立されたそうです。
ねば塾は1978年12月、障がい者福祉施設から二人の方を引き取り、施設指導主任であった笠原愼一氏が障がい者の経済的自立を目指して産声を上げました。それは本当に小さな産声でしたが、その声は多くの仲間たちに支えられ次第に大きくなってまいりました。
私たちは障がいがあってもなくても、持てる力を出し合って知恵を絞り汗を絞り、甘えの無い品質の良い石けん作りに取り組んでまいります。(一部省略)
私たちは、障害があってもなくても福祉的補助金を受けず経済的自立と完全社会参加をこれからも実践してまいります。
ねば塾ウェブサイトより抜粋して引用
固形石鹸の中でも「白雪の詩」の評判が良く、愛用者がたくさんいるようです。「白雪の詩」は無添加、無香料、無着色の真っ白い石鹸で、なんと品名が台所用石鹸となっていながら顔や全身のソープにも使用でき、石鹸愛用者からの口コミがかなり良い商品のようです。
amazonでの「白雪の詩」のショッピング
何と言っても、「ねば塾」は扱っている商品のデザインがどれも本当にかわいいです。「ねば塾」ウェブサイトの商品一覧を是非ご覧ください。
豆乳発酵液が成分に使われている石鹸の名前が「豆にあらって」となっていることなど、そのネーミングセンスにも惹かれます。
「ねば塾」のみつろうラップ
ふるさと納税の返礼品としていただいた「ねば塾」のみつろうラップは、サイズはMとLになりデザインはご覧の通り素朴な可愛さがあります。今後色々なシーンで使えたらとワクワクしています。
「ねば塾」でのみつろうラップの取り扱いは2018年10月から始まっているそうです。
1枚1枚手作業で生産されており、蜜蝋は主に地元長野県産で、植物由来の天然樹脂はオーストラリア産でGOTS認定を受けたものだとのこと。オーガニックコットンに染み込ませてあるため使い終えた後も土に還る、人体や自然環境に優しい商品となっています。
みつろうラップの得意なことは、野菜やパンなどを直接包んだり、冷蔵保存用の食品の蓋にして抗菌することなどです。ピクニックに持って行ったり、野菜やパンをを包んで長持ちさせるために使いたいと思います。Mはご飯茶碗、Lは丼の蓋にするのに使え、サイズ感もちょうど良いかんじです。
みつろうラップの使用上の注意点としては、熱を避ること、生肉や生魚、油の多いものを直接包まないことなどです。
使用説明書にも具体的な取り扱い方法が書かれています。
私は数カ月前から他社のみつろうラップを使い始めているのですが、 この使用説明書に「お花やプレゼントのラッピングにも。」と書いてあり、その使い方は私にとって新しい発想だったので機会を作って是非やってみたいと思いました。
以下の記事に使い始めた時の感想を書いています。

なお以下の記事にみつろうラップを自作した時のことを書いています。

我が家に長野生まれの新しいみつろうラップが仲間入りし、嬉しい限りです。
「ねば塾」の無添加石鹸「ちゃんからさん」さくらの香り
子育てを初めて丸2年が経ちましたが、時短になるポンプボトルの泡ソープを使い続けていた私にとっては久しぶりの固形石鹸の使用となりました。
蛇足ですが、産後すぐにベビー用石鹸を使おうとしたこともありましたが、赤ちゃんの沐浴時は片手だけで泡をプッシュできる方が都合良いこと、助産師さんにとにかく泡で体をくるむように洗うようアドバイスを受けたことなどから、すぐに泡タイプに切り替えたのでした。
そんな久し振りに石鹸を触った私が、まず「ちゃんからさん」を使ってみて感じたことは、固形石鹸なのに思ったよりも泡立ちが良いということです。素手で泡立てても割とすぐに満足なフォームになりましたが、泡立ちネットを使うと一瞬で申し分ない泡立ちになりました。素早くゴシゴシっとやれば1秒で出来上がります。
まず泡立ちの良さに驚きましたが、使用後も肌の突っ張りを感じず、しっとり保湿されていました。私にとっては従来の石鹸のイメージが覆る出来事でした。
さくらの香りも上品で、無添加なのに質が良く(無添加だからと言うべきなのでしょうか)、何とも気分の上がる石鹸だと静かな感動を覚えました。
「ちゃんからさん(さくらの香り)」の成分は、石ケン素地、水、グリセリン、マグワ葉エキス、信州伊那産のサクラ葉エキス、加水分解シルク、香料(杏核油)となっています。これに加えて、桑の抽出液とシルクのセリシンが保湿のために配合されているそうです。
リピーターになりたい「ねば塾」の商品
個人的には「ちゃんからさん」がとても良かったので、是非「白雪の詩」や「豆にあらって」など他の固形石鹸も試してみたいと思っています。
SDGsを体現しているような会社のポリシーや商品作りにも学ぶところがたくさんあり、わざわざリピーターになりたい「ねば塾」の商品群。ふるさと納税をきっかけに出会えて良かったです。