サラヤの野菜・食器用洗剤「happy elephant」を使う理由

最近我が家の食器用洗剤がサラヤの「happy elephant」になりました。

SDGs関連の書籍を読んでいるとよく目にするサラヤは、家庭用洗剤「ヤシノミ洗剤」などで有名な化学・日用品メーカーです。

サラヤの「happy elephant」の魅力について紹介したいと思います。

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サラヤの「happy elephant」を選ぶ理由

我が家が食器用洗剤にサラヤの「happy elephant」を選んだ理由を5つ挙げます。

100%天然由来原料でできている

サラヤの「happy elephant」を選ぶ一番の理由は、地球に優しいところです。

100%天然由来原料でできており、石油系界面活性剤、合成香料、着色料が無配合。また洗浄力は「ソホロ」という天然洗浄成分によるものであり排水は微生物によって分解されます。

地球環境に配慮している他、洗う人の手にも負荷の少ない食器用洗剤だと言えます。

アウトドアでバーベキューをした後の皿洗いにも使いました。

泡切れが良い

「ソホロ」という天然洗浄成分の特徴のひとつに、素早い泡切れが挙げられます。「泡切れが良い」とは洗った後にヌルヌルを素早くすすげることを言いますが、「happy elephant」の泡切れの良さはヤミツキになります。

泡立ちもあまり無いのでちゃんと洗えているのか始めは心配になりましたが、低起泡性も泡切れの良さと並び「ソホロ」の特徴のひとつだそうです。

*「ソホロ」=植物油(パーム油)と糖を栄養にして天然酵母が発酵することによって生み出される天然洗浄成分。

見た目がかわいい

何と言っても「happy elephant」のボトルデザインに心惹かれます。透過度の高い緑色のボトルに、「グレープフルーツの香り」なら白、「オレンジ&ライムの香り」ならオレンジのライン。ボトル中央には象、チンパンジー、海の生物など様々な生き物が描かれています(ボルネオの多種多様な生物が楽しく過ごしている様子を表現しているそうです)。

こんなに洗練されたデザインの洗剤が台所にあったら、間違いなくテンションが上がります。

香りが良い

「グレープフルーツの香り」と「オレンジ&ライムの香り」の2種類がありますが、どちらも天然精油100%のナチュラルで爽やかな香りです。ほぼ毎日使う食器用洗剤なので、香りが良いということも使い続ける大事な理由のひとつになります。

売上の1%が環境保全のために使われる

「happy elephant」は食器用洗剤だけでなく洗濯洗剤などにも展開されています。「happy elephant」というブランド名称はパーム油原産地に生息する象を守りたいというところに由来しており、「happy elephant」全商品の売上の1%は「ボルネオ保全トラスト」に寄付されるそうです。

ボトルなら約400円、詰替え用なら約200円の「happy elephant」の食器用洗剤は、買うだけで自分のお財布から4円あるいは2円が自動的に環境保全のために使われるということになります。消費者一人ひとりにとっては微々たる国際協力ではありますが、全商品の売上の1%となれば大きなものになります。そう考えながら「happy elephant」でお皿を洗うのが嬉しいのです。

RSPO認証製品(RSPO=持続可能なパーム油のための円卓会議)

原材料にRSPO認証を受けたパーム油が使われているというところも「happy elephant」商品の特徴であり、エシカル消費を意識する上で重要なポイントです。

サラヤは日本に籍を置く企業として初めて2005年1月にRSPOに加盟し、2010年には日本初となるRSPO認証パーム油を原料として使用した商品の販売を開始しました。

そして2019年11月、すべての自社製品(国内販売)において、RSPO認証を100%取得(完全分離方式=Segregation、台帳方式=Credits)いたしました。今後、2030年に向けて国内外のグループ全体で、RSPO認証を取得することを推進いたします。

サラヤ「happy elephant」のサイトより

パーム油は安価で品質が安定していることから様々な製品の原材料となっており、世界で最も需要の高い植物油脂である一方、原産地であるマレーシアやインドネシアの生態系への影響や労働者の環境などに関する問題は非常に深刻だそうです。

日常生活で使うもののどこにパーム油が使われているのか意識することはあまり無いですが、インスタント食品やお菓子、石鹸や洗剤など多くの日用品の原材料として使われており、日本国内でもパーム油を使われた製品は多く流通しているそうです。

RSPO認証パーム油とは、森林や保護価値の高い場所にパーム油のプランテーションを作らないことや、環境を考慮した生産方式、生産者の労働環境や人権の確保などを含む7つの原則と41の基準から成る厳しい要件をクリアしたものを指すそうです。

ボルネオ保全トラストについて

「happy elephant」の売上の1%が寄付される「ボルネオ保全トラスト」とは、どのようなものでしょうか。

「ボルネオ保全トラスト」とはマレーシアのサバ州から認められたトラストで、ボルネオ環境保全プロジェクトでは熱帯雨林だった土地を買い戻し、そこに野生生物が行き来できる「緑の回廊」を回復させるための活動を行っているそうです。

森林保護区の生態系は環境の変化にきわめて脆弱で、オランウータンやテングザル、ボルネオゾウなどボルネオに生きる多くの希少動物が絶滅の危機におちいっています。

分断された生態系をつなぐ「緑の回廊プロジェクト」や「吊り橋プロジェクト」は汎用性の高い生物多様性保全活動の実践例であり、ボルネオゾウを保護するための「恩返しプロジェクト」は即効性のある生物多様性保全活動。わたしたちはこれからもボルネオのいのちを未来につなぐ活動に全力で取り組みます。

認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパンHPより

「happy elephant」の信念は「ゾウさんが幸せなら、きっと人も幸せ」

パーム油を使うことをやめるのではなく、持続可能なパーム油の生産と消費に目を向けたサラヤ。

植物性油脂を使うことが一概に「環境に優しい」とは言えないと指摘し、パーム油を取り巻く現状に対してRSPO加盟やボルネオ環境保護活動など具体的なアクションを起こしており、消費者の目を国際的課題に向けさせたサラヤの「happy elephant」に是非多くの人が注目してほしいと思います。

「ゾウさんが幸せなら、きっと人も幸せ」=「happy elephant」

高い洗浄力と使い心地の良さ、地球環境への配慮を両立している「happy elephant」の食器用洗剤を是非お試しあれ〜!

サラヤ ハッピーエレファント 野菜・食器用洗剤 リフレッシュ 本体 300ml

沖縄で買えるところ

イオンでも「happy elephant」商品を見つけました。

私は「SDGsを学ぶ: 国際開発・国際協力入門(2018/12/12発行)」という書籍の中でサラヤの寄稿を読んだその日に店頭で「happy elephant」食器用洗剤を見つけたので、勝手に運命を感じ即購入に至りました。オマケでついていたマスキングテープも可愛くて気に入っています。

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