家庭菜園を始めることが2020年の目標のひとつでした。
2月最後の日(しかも29日)、無事に苗の購入から植え付けまでを達成することができました。
家庭菜園ビギナーの私がどのように家庭菜園を始めたのかを、この記事では書きたいと思います。
何をどのように育てるか
まずは何をどのような方法で育てたいのかを考えます。
地植えではなくプランター
プランターに植えるか、庭や畑などの地面に植えるかを環境に応じて決める必要があります。
私の場合は二世帯住宅の2階に住んでいるので、プランターで家庭菜園を始めることに決めました。
実家や義実家の畑のどこかに小さくスペースを貸してもらい地植えにチャレンジしたい気持ちもありましたが、観察や水やりの必要性や利便性を考えると家のベランダで始めることがベストだと思いました。
種ではなく苗
次に種まきから始めるか、ある程度育った苗から始めるかを考えます。
シードライブラリーから種を借りてイチから始めたい気持ちもありましたが、自分がビギナーであることを念頭に置き、まずは苗を買うことに決めました。
何の苗を買うかについては、ネットで検索しては色々と想像を膨らませましたが、店頭に置かれているものを見て決めようと思い、我らが沖縄のホームセンターメイクマンの園芸コーナーへ出かけました。
苗、プランター等の購入
メイクマン園芸コーナーには目移りしてしまう程沢山の苗があり、初めて訪れた時はアレもコレも購入したくなってしまいました。とりあえず種類や金額について確認することができたので良しとし、その日は退散しました。
2回目は家庭菜園の師匠であるお義父さんに付き添ってもらい、アドバイスを受けながら苗を選びました。
苗の購入
収穫できたら面白そうなもの、かつ比較的育てやすそうな2種類の苗を選びました。
- 沖縄用ジャンボピーマン
- ベランダdeメロン
師匠によると「両方とも育てやすいはずよ〜」とのこと。
特にメロンはハードル高そうと思いましたが、ポップに「作りやすさナンバーワン!」と書いてありましたし、何しろ「ベランダde〜」と冠しているのでプランター向けなのでしょう。
それぞれ2苗ずつ購入しました。プランターに2苗ずつ植えるためです。
苗を選ぶポイントは、一番下の双葉がしっかりしていることと節間が短いことだそうです。傷んだ葉の有無も確認しつつ吟味して選びました。
プランター、培養土、肥料等の購入
メイクマンにお得なプランターセットがありましたのでそれを購入しました。プランター(22L)、培養土(14L)、鉢底用軽石(5L)、有機化成肥料(300g)の4つがセットになって1,680円でした。
まさにこれから家庭菜園を始める人向けのセットです。
苗の植え付け
購入したその日に早速苗の植え付けを行いました。
1.鉢底用軽石を入れる
プランターの底に鉢底用軽石を入れます。軽石の量はプランターの1/3〜1/4程度が目安だそうです。プランター22Lに対して軽石5Lはちょうど良いくらいでした。
なお軽石はプランターの水はけを良くするためのものだそうです。
2.培養土を入れる
軽石にかぶせて培養土を入れます。これまた14Lの培養土が全てプランターに収まりました。
3.苗の植え付け
いよいよ苗の植え付けです。
まずは苗を植える場所にヘラで穴を作ります。次に苗ポットを片手の二本の指で押さえてひっくり返し、もうひとつの手でポンポン叩いたりグリグリと軽く回してあげて取り出します。穴に苗を入れて周りの土と馴染ませたら完了です。
なんだか懐かしさを覚える作業でした。
4.肥料をまく
師匠によると、肥料は表面にパラパラとまくだけで十分だそうです。肥料のパッケージには、植えるものに対して適量の肥料を培養土と混ぜると書いてありましたが、肥料を表面にまいておけばだんだんと土の中に浸透していくから問題無いとのこと。まずはそれを信じてみることにしました。追肥もできますので、様子を見ながら追肥していくことにします。
また肥料は苗の根本から少し離してまく必要があります。
5.支柱を立てて苗を固定する
支柱を立てて苗が根付くまでサポートします。苗の根本からやや離して立てるのがポイントだそうです。苗と支柱を紐でゆるく固定してあげます。
支柱とプランターも紐で固定しています。
ジャンボピーマンは下の写真です。ジャンボピーマンには師匠のお古のプランターと土を使っています。
6.初めての水やり
初めての水やりを行います。
水やり前には、プランターの外へこぼれた土や肥料をホウキで掃きチリトリで取ってプランターの中に戻しておいた方が良いです。いったん水やりをすると地面が濡れて土が取れにくくなります。
掃除が終われば晴れてジョウロで初めての水やり。これまた懐かしい感覚です。
これで苗の植え付け完了!
家庭菜園ビギナーのチャレンジは続きます
さぁ明日から苗の成長具合を観察する日々の始まりです。
また「ジョウロでの水やり」という習慣を生活に根付かせなければなりません。
私にできるのか?本当に苗は育つのか?という心配も少しはありますが、ジャンボピーマンとメロンを収穫する自分や家族の姿を想像すると俄然楽しくなってきます。
何より自分の手で植えた苗が枯れてしまうのは悲しいので、水やりの時には声かけもするなどしてじっくり育ててみたいと思います。
虫除け対策などの課題もありますし、これからがチャレンジの日々です。
大きくな〜れ!