約2ヶ月前に鉢上げしたメロン(品種:アニバーサリー)が何とか順調に育っており、ここ2週間のうちに何度か人工交配を行いました。
そのうちの1つが無事に実り始めました。
今回は人工交配後から結実し始めまでの経緯について紹介します。
直径約5センチ程の小さな実に
結実し始めたメロンの様子です。
直径5センチ程に成長しており、ピンポン玉より少し大きめの球のようになっています。
少々重みが出てきたので、落ちないように麻紐で実の根本を結び支柱にくくりつけて固定しています。
人工交配後2週間程度でここまでに成長しました。
人工交配後1週間の様子は以下の写真の通りです。
雌花のお尻がひと回り、ふた回り膨れてきたようなかんじです。まだ黄色の花が残っています。隣に見えている脇芽は取り除きました。
結実しなかった雌花たち
雄花よりも少ない雌花。数少ない雌花が開花したのを見計らって8〜9回程人工交配を行いましたが、残念ながらそのほとんどが結実せずに終わってしまいました。
下の写真のように雌花のお尻が黄色くなり始めたら、枯れていく前兆です。
下の写真のように黄色から茶色くなっていき、終いには枯れてしまいます。その様子を見るのはとても悲しいです。
人工交配の方法に課題があると考えますが、プランター栽培の場合は1株1果が基本となり複数結実してしまったら1果だけを残して後は摘果しなければならないので、結果オーライと捉えようと思います。楽観的ではありますが…。
苗の商品札には、人工交配後7日で卵型の幼果(ようか)を残し丸型の幼果は摘果することと書いてあります。
比較対象が無く、今回結実し始めたものが丸か卵型か判断しかねたのですが、交配後1週間の姿は卵型に見えるので、とりあえずはこの一縷の希望を信じて育ててみようと思います。
あと1ヶ月以上大事に育てる
人工交配後50日が収穫時期となるので、あと1ヶ月強、果実の日除け対策をしたり脇芽の除去を行ったりしながら大事に育てていく必要があります。
まだ先は長いので、どっしり構えて育てていこうと思います。
蜂さんの登場
それから、喜ばしいことにメロンの苗の周りに蜂が飛んでいるのを度々見かけるようになりました。
まだ新しい雌花がちらほら開花しそうになっているのですが、人工交配を行わずに放置し、蜂による自然受粉を試みようと思っています。
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