これまで家のベランダでやっている家庭菜園のことをブログに書いてきましたが、義理の両親がやっている「趣味の畑」についても紹介していこうと思います。たまにですが私達夫婦も収穫を手伝ったり、子どもをそこで遊ばせたりしています。
ビジネスではなく趣味でやっている畑であるため、スキルや成果物の出来栄えなどはプロレベルではありませんが、「好きこそものの上手なれ」と言うように趣味でも一生懸命やればここまで出来るというところを紹介できればと思っています。
今回は野菜や果物のことではありませんが、畑に植えている「ホルトノキ」について書きます。
沖縄のあちこちでよく見かける「ホルトノキ」
私が「沖縄の木」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは「ガジュマル」です。ガジュマルでキジムナーが遊んでいる様子も併せて連想できます。
沖縄の名木百選にもガジュマルが多くランクインしています。このランキングではガジュマルの他にはデイゴ、リュウキュウマツ、アカギなどがランクインしています。
我が家の畑にはガジュマルはありませんが「ホルトノキ」が数本あります。このホルトノキも沖縄のあちこちで実はよく見かける木です。
どのような木?
日本国内では、本州西側、淡路島、四国、九州、沖縄に分布しているそうです。
常緑高木で街路樹や公園などによく利用されるそうです。
花期は7 〜8月頃となり、釣り鐘状の白い花が咲きます。
浦添の市木(しぼく)
「ホルトノキ」は浦添の市木(しぼく)にも制定されています。
方言では「ターラシ」又は「ターラサー」と呼ばれ、沖縄本島では古来から「カリーの木(おめでたい木)」として知られています。
ホルトノキは昔から沖縄各地に自生していたようで、上記に示す通り方言での呼び名が複数知られています。
ただし、ポルトガルに由来していることから「ホルトノキ」と江戸時代に和名が付けられたそうです。エレキテルで有名な平賀源内の命名だそうです。
大きな木陰をもたらす
ホルトノキは背が高く、枝が地面を包み隠すように大きく広がるため、大きな木陰をもたらします。ホルトノキの木陰で休んでいると風が気持ちよく、周りに建物が無い場所では真夏でも涼しく感じられます。
冷風機を置いてあるプレハブの中よりも、むしろホルトノキの下にいる方が涼しく感じられる程です。畑作業の休憩場所には持ってこいです。ただし屋外には蚊がいるので、蚊に刺されないための対策は必須です。
このように高く長く広範囲に渡って枝が伸びています。
木登りしたら楽しいと思います。この木の上にほったて小屋なんて作りたいなぁと子ども心がくすぐられます。
真下から見上げた様子です。
ホルトノキは蝉が好む木なので、ホルトノキから蝉の鳴き声が発せられているように感じる程、夏はたくさんの蝉がひっついています。蝉取りをするならホルトノキを探すと良いと思います。
遊具を取り付けて子どもを遊ばせたい
実は自家製ブランコをホルトノキに取り付けているのですが、それについては別記事で紹介したいと思います。
ブランコの他にも滑り台、シーソー、前述したような木の上の小屋などを作ってみたいと夢が広がります。
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