約50日(1ヶ月半)前、ベランダ菜園を始めました。
今回の記事ではメロンの雌花と雄花の見分け方、そして初めて経験した人口受粉について書きます。
鉢上げ50日後のメロンの様子
鉢上げから50日経ったメロンの株は、1m程の高さになりました。
Before/Afterがわかるよう鉢上げ直後の苗も見てみます。
「1ヶ月半程度でここまで大きく育ってくれたのね、ありがとう」と菜園ビギナーの私はいちいち感動してしまいます。
主ヅルの摘心
鉢上げ後は右側の苗の方がぐんぐん育ち、1ヶ月経過後は左側の苗との発育速度には2倍程度の差がありました。鉢上げ1ヶ月後の写真です。
ただし2週間程前に右側の苗の背丈が1m程度になったので主ヅルを摘心し、腋芽(わきめ)を伸ばし始まることにしました。
現在はようやく左側の苗が右側の苗の背丈に追いついています。(むしろ追い越しています。)
そろそろ左側の株も主ヅルを摘心しなければ、と考えています。
主ヅルの摘心により縦方向よりも横方向に栄養を行き渡らせ、腋芽を2〜3節伸ばしそこに雌花(めばな)ができるのを待つわけです。主ヅルを摘心するまでは腋芽を除去していましたが、摘心後は脇芽をしっかり伸ばしていきます。
雌花と雄花の見分け方
知識も経験値もないため雌花と雄花をちゃんと見分けることができるか不安でしたが、けっこう歴然とした違いがありました。
このように根本がプックリしているのが雌花です。交配が成功すればこのプックリしている部分が果実になるのです。
なお雄花の方が先に開花するので、花のつき始めは雄花しか見つけることができません。
下の写真は雌花のツボミです。いったん雌花のツボミを見つけたら、開花するまで注意深く観察します。
人工交配
雌花が開花したところで人工交配を行います。人工交配とは、その名の通り人の手で雄花の花粉を雌花にくっつけて人工的に受粉させることです。
一方、自然交配は蜂やチョウが花から花へ移ることによって行われるものですが、残念ながら我が家のベランダには蜂もチョウも見当たりませんので、人工交配の一択となります。
人工交配のポイントは以下の通りだそうです。
- 朝8時までに行うこと
- その日に開花した雄花の花粉を使うこと
朝メロンを観察し雌花が開花していたら、若そうな雄花を選びその花粉を雌花に付ければ良いということですね。
雄花はまるごと摘み取ってしまいます。そして花びらを取り、花粉を雌花に直に付けます。私はピンセットを使ってそれを行いました。
着果を待つ
果たしてこれでうまく着果するのでしょうか。ソワソワしますが、初めて人工交配を行った雌花についてまずは1週間程度様子を見ることにします。
それと同時に雌花のツボミが無いか観察し続ける日々になります。
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