「沖縄コーヒーの可能性と魅力を世界に発信」というキャッチコピーに惹かれ、「沖縄コーヒーサミット2020」に行ってきました。
「沖縄コーヒーサミット2020」イベント概要
イベント概要は以下の通りです。
「沖縄コーヒーサミット2020」
- 日時 2020年2月16日(日)10:00〜17:00
- 場所 琉球大学 文系講義棟
- 内容 生産者会議、トークライブ、カフェマルシェ、おいしい淹れ方講座、植木市
- 参加者 誰でも参加可能
- 入場料 1,000円
- テーマ 「沖縄コーヒーの可能性と魅力を世界に発信!」
- 主催者 沖縄コーヒーサミット実行委員会
先着1,000名にマグカップがもらえるという嬉しい特典もありました。今回約800名の来場があったとのことなので来場者全員がもらえたことになります。
新型コロナウィルスの感染拡大への影響を考慮し、「生産者会議」へのベトナムと中国からのコーヒー専門家の参加はならなかったようですが、台湾の専門家である華偉傑氏の登壇は予定通りあり台湾のコーヒー事情に関する興味深いお話が聞けたようです。
私は都合がつかず見学できませんでしたが、沖縄を含めアジア産コーヒーの魅力、課題、将来性などについて興味深いディスカッションが繰り広げられ、参加していればコーヒーだけでなく沖縄の6次産業化全般に関する知識を深められたことと思います、
カフェマルシェで手に入れた私の一品
カフェマルシェで手に入れたものを紹介します。
ゆうばんた珈琲(読谷村)
「焙煎工房ゆうばんた珈琲」さんは読谷村地域振興センター内のフードコートにあるそうです。恩納村産のコーヒー豆2種を含めたコーヒー3種飲み比べを体験してみました。
- 長嶺農園(恩納村)
- 池宮城農園(恩納村)
- 外国産と沖縄産のブレンド
コーヒーの味がわからない私にも、酸味、香り、甘味などの違いが明確にわかりました。
主観ですが、長嶺農園の豆を使ったコーヒーの方が酸味があり、池宮城農園の豆を使ったコーヒーは黒糖やカカオを思わせるような香りやほろ苦さがあるような気がしました。
fisherman’s coffee 〜しま笑店〜 (南城市)
南城市奥武島の「いまいゆ市場」内にある「fisherman’s coffee 〜しま笑店〜」さんのコーヒーとベーグルをゲットしました。
「fisherman’s coffee 〜しま笑店〜」さんは宜野湾市にある自家焙煎珈琲店の「山田珈琲」のブレンドコーヒーを提供しています。
目の前で丁寧に時間をかけてドリップしてくれたコーヒーはまろやかな苦味とコクがあり、普段はコーヒーにミルクやシュガーを入れてしまうこ私も、深みのあるその味をそのまましっかり楽しみたいと思わせてくれるものでした。
ベーグルは「AFFIDAMENTO BAGEL」さんのもので、添加物や着色が無く天然酵母で、北海道小麦100%にこだわっているとのこと。家でトーストして美味しくいただきました。
菓子工房こはるびより(南城市)
南城市の「菓子工房こはるびより」さんのミルクプリンと黒糖プリンをゲットしました。
南城市のゆるキャラ「なんじぃ」が描かれた可愛いパッケージにも惹かれます。
両方とも優しい甘さで、底のカラメルソースを絡めてあっという間に食べてしまいました。また食べたい一品、いや二品です。
こはるびよりさんの他のお菓子も美味しそうでした。
知らなかった沖縄コーヒーのこと
コーヒーの種や苗木の販売もありました。
バリスタが行う「おいしい淹れ方講座」の実演も大盛況だったようです。
今回のイベントにより、知らなかった沖縄コーヒーのことをにわかにでも勉強できて良かったです。沖縄はコーヒーベルトのほぼ北限にあるそうです。沖縄でコーヒー豆を栽培ているというと以前はとても珍しかったように思いますが、今は県内に約30ものコーヒー豆栽培農家がいるとのことで驚きました。是非、沖縄各地のコーヒーを飲み比べしてみたいものです。
第2回沖縄コーヒーサミットの開催にも期待したいです。